通帳コピーと割印

会社設立の資本払い込み証明のための通帳コピーと割印


従来の会社設立では資本金の払い込みを行う金融機関を探さなければならなかったと言います。

現在の会社設立の場合でも、資本金の払い込みを行う金融機関を探す事は変わり在りませんが、従来の会社設立の場合では資本金の払い込みを行った後に、金融機関に対して払込みの証明書の作成を依頼しなければならなかったのです。

資本金の払込み証明書と言うのは、資本金を確かに払込みしたと言う証明書になるのですが、銀行と言うのは信用取引が主体となります。

仮に、会社設立を行う会社に対し、資本金の払込み証明書を交付し、その会社が倒産した場合などでは銀行にも落ち度があるという見方になりますので、信用取引が主体となる銀行などの金融機関と言うのは、これから会社設立を行うと言う信用が無い、新しい会社に対しては払込証明書の交付を拒否するケースが多く有ったのです。

払い込み証明書の交付が行われなければ、会社を登記する事が出来ませんので、払込証明書の交付をしてくれる銀行を幾つもまわる事が必要とされていたのです。

尚、この払い込み証明書と言う制度は、会社法が施行されたことで廃止されており、現在では資本金を払い込みした後に、通帳に記帳を行う事で良くなっているのです。

会社法は最低資本金の額を1円からでも可能にするなど、会社を作り易くしていると言われているわけですが、払い込み証明書を交付してくれる金融機関を探さなくても良いと言う規制緩和も行われているのです。

尚、払い込み証明書の作成の方法ですが、資本金を払い込みした後に通帳を記帳します。

用紙を4枚用意し、4枚の表紙には、払い込みが有ったことを証する書面と言った見出しを付けておきます。

残りの3枚には、通帳コピーを貼りつけるのですが、3枚の内1枚目には通帳の表紙部分のコピーを貼り付け、表紙とこのページの中心部分に割印を行います。

割印は契約書などに利用する契印であり、2枚の書類の繋ぎ目部分に捺印するもので、払い込み証明書の場合は、会社の実印を利用して契印を行うのです。

2枚目の用紙にも同じように契印を行い、そこには通帳コピーを貼り付けるのですが、ここに貼り付けるのは、通帳を開いた1ページ目を貼り付けることになります。

そして3枚目の用紙にも契印を行い、資本金の払い込みが有った部分の通帳コピーを貼り付けるのです。

最後の4枚の用紙を順番に揃えた上で、ホチキス止めを行う事で払い込み証明書の書類を完成させることが出来るのです。

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